
- プロローグ
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インド、バングラデシュ、ネパールなどの諸国からなるインド亜大陸にスリランカを加えた地域を「南アジア」と呼ぶ。南アジアには世界人口の約23%にあたる15億人が暮らしている。そのうち約5億人が1日1ドル以下で暮らすという。世界でもっとも数多くの貧困者を抱える地域だ。貧困とは、所得が低いことだけを意味するのではない。「病院や保健所がなく、医療サービスを受けられず、5歳未満の子供の死亡率が高い」「識字…
- チョールの人々の苦しみに耳を傾け 「ソリダリティ」との協働
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土砂が堆積(たいせき)して生まれた「チョール」と呼ばれる巨大な中州。のどかに見えるが、住民の多くは農地を持たず、教育の機会の欠如や雨季時の洪水、河川浸食など、自然環境の厳しさから苦しい生活を強いられている
インド・アッサム地方からバングラデシュ北部に流れるブラフマプトラ川。バングラデシュ3大河川の一つで、対岸が見えないほど広大な川幅を有する。同国北部のクリグラム県には、この大…
- 灌漑設備完成で農作物の収穫向上
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村人の畑いっぱいにキャベツが並ぶ。アディカールの支援によって乾期の農業も可能になり、収量は増した(写真提供=アディカール)
インド東部・オリッサ州のロウトライプール村。南アジアプログラムで、現地のNGO(非政府機関)「アディカール(現地の言葉で「権利」の意)が支援する村の一つだ。
今回の取材では、同村への訪問予定日にサイクロンがオリッサ州を直撃。同村のあるナーヤーガル郡のプロジ…
- 厳しい村の実情に合わせた収入向上事業
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製品づくりに勤しむビーシャ・シンさん。BISWAの支援で始まった竹の工芸品づくりは、ジャンカルバハリ村の収入向上につながっている
インド東部・オリッサ州の州都ブバネシュワールを離れ、北西に300キロ近く離れた内陸部の街・サンバルプールに入った。ここには、NGO(非政府機関)のBISWA(インド総合社会福祉協会)が本部を置く。
2004年4月、BISWAは南アジアプログラムのスタ…
- 人間の尊厳に目を向け、自立を促進
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貯水池の工事に携わった村人に報酬が支払われる。支払う側も資金を管理する村人。貯水池建設は、男女の区別なく村全体の協力で進められた(写真提供 =JJK)
インド中東部・チャティスガル州ライプール郡は古くから干ばつに悩まされてきた。同郡で活動するNGO(非政府機関)のJJK(ジャン・ジャクリティ・ケンドラ=「人々の意識覚醒センター」の意)を訪ねた。
JJKは2004年4月、南アジ…
- スラムに暮らす女性の精神的、社会的自立に向け
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デザインの授業を受け、技術習得に取り組む女性たち。IPERのサポートによって傷ついた心を癒し、自信と生きる力を身に付ける
インド第2の都市コルカタ(カルカッタ)。同市を中心とする都市圏の人口は1300万人を超える。人がひしめき合う喧騒(けんそう)を肌に感じ、同市南部へ。NGO(非政府機関)のIPER(心理教育研究所)を訪ねた。
南アジアプログラムでは2005年度のインドでの年間…